殻のブログ

子どもが成長していく過程で生きやすいと思える社会であってほしい…まずは自分が...

認知療法とは認知を変えるものではない

認知療法とは認知を変えるではない

認知療法では

  • 客観性が大事ですよ

  • 現実的な思考をしてみてください

  • 思考を柔軟にしてみてください

と言われます

が、あまりしっくりきていないのです

 

簡単に説明すると

認知療法とは

よく使われる例で

コップに水が半分入ってる状態を

想像してください

 

水が半分しか入っていない、という人

水が半分も入っている、という人

水じゃんくて海水なんじゃない、という人

水じゃなくてポカリなんじゃない、という人

 

人の思考って自由ですね

それに人ってものごとを決めつける

傾向にあります

 

なんでも決めつけると

現実的なズレが大きくなり

不都合が生じてくるんですね

そこで認知療法の出番です

 

詳しく説明すると

現実や事実を客観的に見ているようで

実際には自分の思い込みで見ていることが

多いのです

心身の調子が悪くなるとその思い込みは

非常に頑なになってしまう傾向にあります

 

なんだか身に覚えがあるような気がしますね

 

そんなときに、自分の思考を見返してみる

  • なるべく客観的に

  • 現実を見つめ直し

  • 現実の問題に対処しようとする

言葉の表現としては「柔軟な」が

近いでしょうか

思考の線をもう1本、もう2本

と増やしていくようなイメージです

 

加えて、その線を太くしたり細くしたりと

調整できるようなイメージが持てる

といいですね

 

ひと言でまとめると

認知療法とは「認知を変える」ものでは

ありません

現実をもう一度見直してみよういう姿勢です