認知療法とは認知を変えるものではない
認知療法とは認知を変えるではない
認知療法では
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客観性が大事ですよ
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現実的な思考をしてみてください
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思考を柔軟にしてみてください
と言われます
が、あまりしっくりきていないのです
簡単に説明すると
認知療法とは
よく使われる例で
コップに水が半分入ってる状態を
想像してください
水が半分しか入っていない、という人
水が半分も入っている、という人
水じゃんくて海水なんじゃない、という人
水じゃなくてポカリなんじゃない、という人
人の思考って自由ですね
それに人ってものごとを決めつける
傾向にあります
なんでも決めつけると
現実的なズレが大きくなり
不都合が生じてくるんですね
そこで認知療法の出番です
詳しく説明すると
現実や事実を客観的に見ているようで
実際には自分の思い込みで見ていることが
多いのです
心身の調子が悪くなるとその思い込みは
非常に頑なになってしまう傾向にあります
なんだか身に覚えがあるような気がしますね
そんなときに、自分の思考を見返してみる
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なるべく客観的に
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現実を見つめ直し
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現実の問題に対処しようとする
言葉の表現としては「柔軟な」が
近いでしょうか
思考の線をもう1本、もう2本
と増やしていくようなイメージです
加えて、その線を太くしたり細くしたりと
調整できるようなイメージが持てる
といいですね
ひと言でまとめると
認知療法とは「認知を変える」ものでは
ありません
現実をもう一度見直してみよういう姿勢です