殻のブログ

子どもが成長していく過程で生きやすいと思える社会であってほしい…まずは自分が...

ストレス 気持ちへのコーピング

認知へのコーピング

自分が負担となるストレスを軽減

するよう働きかけることを

コーピングといいます

 

今回はストレスを与える気持ちの状態に

焦点をあててみます

 

簡単に説明すると

何か新しいことをやるときや

環境が新しくなるとき

なんだか不安や期待、怖れといいった

気持ちが生起します

 

その気持ちが強くなりすぎると

「そこに行けない」「できない」

と気持ちのままに回避することがあります

 

でも人から認められたい...

 

と思っていてもその状況を回避していくと

「自分はダメだ・・・・」

そし傷つくのが怖いので人と接しない

 

回避が助長されていきます

この状態はネガティブループですね

 

どこかでネガティブの連鎖を切りたいところです

 

詳しく説明すると

そんなときの気持ちへのコーピングは

  1. 気持ちに積極的に向き合う
  2. そのまま受け入れる

の2種類に大きく分けられます

 

まずは前提です

「ネガティブは気持ちなくならない

 だったら上手く付き合おう」

ネガティブな気持ちは

自分の身を守ったり自分の心を守ったり

私たちを危険から守ってくれる大事な機能です

 

ただネガティブな状態はいやですよね

だからと言って知らんぷりはダメです

気持ちが暴走してしまうこともあるのですから

 

認知療法に近い考え方なのですが

ネガティブな思考には方程式があります

「ネガティブ思考」=

「きっかけ」×「認知」×「行動」×「気持ち」

 

掛け算ですので、どこか一つをゼロにすると

ネガティブな思考はゼロになります

ただゼロというのは厳しいので

どこか1点に焦点をあてて

ゼロに近づけることができれば

ネガティブ思考は軽減できます

 

「きっかけ」については実生活上難しいです

苦手な人とは極力さけるといっても限界がありますよ

 

そこで気持ちに焦点をあててみます。

ネガティブな気持ちには

悲しみ、怒り、恐怖、不安、疑心など

があります

 

まずはその気持ちを感じてることを

受け入れることから始めてみます

 

気持ちは感じることでその気持ちが

軽減される性質を持っています。

 

悲しいときにギャンギャン泣くと

その後スッキリすることってありますよね

 

ネガティブな環境を温かく迎えられる

心の余裕がほしいところです

 

ひと言でまとめると

気持ちへのコーピングは

その気持ちと向き合うことから