ストレス 認知へのコーピング
認知へのコーピング
自分が負担となるストレスを軽減
するよう働きかけることを
コーピングといいます
今回はストレスを与える認知のクセに
焦点をあててみます
簡単に説明すると
誰しも認知のクセを持っています
それが人との違いとも言えますが,,,
私たちはあたかも現実を客観的に見ているようで
実際には自分なりの主観でみています
それ自体に良い悪いはありません
良くないのは主観と現実のズレが大きくなりますと
なんだか上手くいきません
調子も悪くなります
主観は非常に頑なになってしまう性質があり
主観から抜け出せなくなってしまうことがよくあります
周りが見えていない状態ってやつですね
詳しく説明すると
そんなときに良くないコーピングが
- 何もしない
- 悪口を言う
- 暴力をふるう
- 泥酔する
一時的には忘れられかもしれませんが・・・
やってみることは自分の認知を見直してみることです
実際に紙に書いてみますと客観性が深まります
以下、簡単に手順を書いておきます
手順①
いつ?どこで?誰度?どんな状況で?何が起きた?
できるだけ事実を拾い上げてみましょう
手順②
気分と感情それに対する思考
いろんな思考が出てくると思いますが
ここでは一番強い感情を拾い上げます
その感情に対する思考に焦点をあてます
手順③
②の思考に対して、いろんな角度から見ていきます
- 思考の事実や根拠は?
- 思考に反する事実や根拠は?
- 思考を信じる自分にとってのメリットは?
- 思考を信じる自分にとってのメリットは?
- 最悪どんなことになりそう?
- 奇跡が起きたらどんなことになりそう?
- 現実にはどんなことになりそう?
- 以前、似たような状況でどう対処した?
- 他の人ならどう対処する?
- この状況にどんなことができそう?
- もし友人だったら何と言ってあげたい?
- 最後に自分に対して何と言ってあげたい?
すべての質問に答える必要はありませんが
思考をもみほぐすことはできます
「あっ、これやってみよう」
と案が浮かんだりすることがあったり
ちょっと自分に優しくできます
ひと言でまとめると
問題が解決するのが一番ですが
自分を客観的に柔軟に現実を見つめ直すと
ちょっと見え方が変わるかもしれませんね